PIECE STYLE

モルタル造形職人 杉山氏

僕らの仲間の一人、モルタル造形職人の杉山氏。
普通の建築屋さんにはなかなかいない存在です。

PIECE STYLEのデザインとの相性も抜群。
もう何年もの付き合いになります。

彼との出会いは、むかし建築していただいたユーザーさんの実兄。
毎回、富士山の麓・富士宮市から登場します。

造作やモルタル造形といった、やや特殊な世界で生きる職人。
全国各地の現場を回り、時には浦安の“夢の国”にも呼ばれるそうです。

現場ではいつも明るく、独特の語り口でおもしろ話を披露。
お酒が入ればさらにキレキレ。笑

PIECEの現場でも天然石を使うことはありますが、
室内デザインの多くは彼のモルタル造形による仕上げです。

今回のサイズ感なら、だいたい3日工程。
1日目はラスアミ下地からの左官壁。
2日目で特殊モルタルを使って石のカタチを形成。
3日目は仕上げの着色。

モルタル造形の仕上げ工程

見ていると2日目・3日目の作業はまさに経験とセンスの世界。

図面があるわけでもなく、感覚で“石を彫る”ように仕上げていきます。

泊まり込みで作業することも多く、
今回は2日目の夜も現場に残って微調整。
4日目に入り、乾きを見ながら最終仕上げ。

「もう、自分の中で100点」と言い残し、
15時の休憩を最後に静岡へと帰っていきました。

まさに職人の美学。
また次回もぜひ“大作”をお願いしたいと思います。

ちなみに我が家のモルタル造形壁も、築7年を経てリノベーション済み。
そろそろ新しい雰囲気にしてみようかと考え中です。

気になる方はご一報ください。
杉山氏、いつでも富士山から駆けつけてくれます!

 

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